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プロローグ |
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戦士は剣を手に取り、胸に一つの石を抱く
消えゆく記憶をその剣に刻み
鍛えた技を石に託す
物語は剣より語られ石に継がれる
今、その物語を語ろう...
それはイヴァリースと呼ばれる世界の物語。
バレンティア大陸を支配する強大な軍事国家である
アルケイディア帝国は、オーダリア大陸を支配する
ロザリア帝国と長年にわたって戦争を続けていた。
そんな中、アルケイディア帝国は
両大陸との回廊に位置する地勢学的にきわめて重要な小国
ダルマスカ王国に侵攻する。
アルケイディア帝国の侵略に屈した
ダルマスカ王国の正統な王位継承者アーシェは
帝国に抵抗運動を続けるレジスタンス(解放軍)に参加する。
祖国解放を胸に戦う彼女に敵の追撃は厳しく、
しかし、くじけることもできなかった。
そんな時、一人の少年ヴァンと出会う。
彼との出会いで、しだいにアーシェの心には 変化が生まれ始めていた。
そして……
二人の出会いがこの世界の物語を大きく変えてゆく。
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